© 2015 itoh yuka
- 2022.08.19 -
晴れているから 出かけなきゃとか
海があるから 泳がなきゃとか
死ぬまでは 生きなきゃとか
押し付けられるのは 嫌なんだ
晴れてる日には ベッドの上で
海風を感じながら 本を読んで
死にたくなったら 死ねばいい
飲みきれないシャンパンを躊躇なく開けて
勿体ないからと飲み干してしまおうか
酔った瞳に映る夕日が潤んで
海に溶けたら
泣きながら夜が来て
満点の星を見たら
笑えてきて
ひとりでも
ふたりでも
朝がくる
私が思うよりずっと自由だと
鳥が空を飛ぶよ
- 2022.08.19 -
怒ってるときも
暴れてるときも
痛いときも
ずっと大好き
- 2022.06.13 -
誰のせいで
死んだとか
考えてみたところで
意味はないのに
人のせいにしたり
自分のせいにしたりして
夜を過ごして泣いてみる
やっぱり何も意味はなく
死者は笑わないし誰も救われない
生存者に出来ることはなんだろう
精一杯生きる?
親を大切にする?
そうでしょう
そうでしょう
でもさ、
綺麗ごとで生きていけるほど
もう、綺麗ではないよね
死者は死んでからも変化するのに
私に成長は見られない
- 2022.06.13 -
楽しいと
その分
嫌になったとき
がっくりくる
最初から
楽しくない方が
ダメージは少ないだろうな
ふり幅が大きいと
振り落とされる
あなたへの期待度を下げたまま
ひっそりと隠れていよう
- 2022.06.13 -
嫌いなんだろう
自分が悪者になるようで
認めたくないだけで
結局
嫌いなんだ
© 2015 itoh yuka