伊東友香

ひとりごと

  • - 2017.12.14 -

    しずく

    あなたの声が聞こえた気がした

    それは風

    それは光

    それとも
    朝露に濡れた葉からおちるしずく

    あなたの手が頬に触れた気がした

    それは風

    それは光

    それとも
    新しい恋人の静かな吐息

    砂時計に乗って遠のいていく悲しみを
    岸辺から見送れば
    未来と過去が混ざり合い
    時々 私は気を失う

  • - 2017.11.29 -

    幸せは宿るから

    どんなに愛しても
    守っても
    大切にしても

    人は愛する人をいつか失ってしまうから
    自分を抱きしめよう
    愛する人を抱きしめよう
    この瞬間を抱きしめよう

    そのきらめきが
    いつかやってくる悲しみを
    夕日をまといゆれる波のように
    春風にまいおちる桜のように
    包み込みすくいあげてくれるから
    寄り添って一緒に生きてくれるから

    信じて

    優しさに満ちた瞳には
    幸せが宿るから

  • - 2017.11.29 -

    そんな場所

    君を抱く

    私は
    君に包まれる

    腕におさまるほど
    小さな君は

    宇宙となって
    私を包む

    ふわふわとそこはやわらなく

    生まれる前のことを思い出せそうな気がする

    あたたかくて眠くなる

    そんな場所

  • - 2017.11.29 -

    空は澄んでる

    悲しいときは
    そばにいるよ

    苦しみなんて
    やっつけるよ

    楽しいときは
    いっぱい笑いな

    空を旅して
    はしゃいで踊りな

    世界はまるくとおく優しい

    空は澄んでる

    未来が見えるほどに

  • - 2017.11.29 -

    祈り

    祈ることしかできないなら
    祈ろう

    心寄り添うことが
    力になると

    信じて生き抜こう

    優しさだけが頼りの

    こんな時代に

    生まれた

    あなたとわたしだから

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Photo ノザワヒロミチ