© 2015 itoh yuka
- 2019.07.29 -
あなただったら
どうしていただろう
と想像して選択してきたけれど
それでも答えの出ないものに
ぶつかる
わたしはひとり
あなたがそうだったように
だからこそ、
なんだろう
できることがあるんだ
- 2019.07.29 -
どっちだろう
と、いつも迷ってしまう
どちらでもある気がして
絶対に正しいことが
ますます難しくなってきた
それでも、これだけは譲れない
確かな何かを
生まれたての卵を守るように抱いて
いつか飛んで
生きて行きたいなぁ
と願うばかり
- 2019.07.29 -
あなたのためならなんだって出来ると思う
そして、する
それが、親
旅立つときには潔く背中を押す
そして、する
それが、親
- 2019.07.29 -
移りゆく景色に誓おう
この一瞬の
星が散りばめられた宝石箱みたいな日常を
箱の中のキャンディドロプスを
舐めたり転がしたりしながら歌う日常を
あなたの小さな手に光る汗を
忘れることなく愛し続けると
- 2019.07.29 -
あなたはあなた
わたしはわたし
そうやって生きてきた
時に寄り添い 時に離れて
時に一心同体と勘違いして
すごいスピードで駆け抜けながら
© 2015 itoh yuka