© 2015 itoh yuka
- 2021.09.09 -
私が子供のころ
悪いことばかりしていたのは
心配ばかりかけていたのは
なぜだろう
反抗とも違ったし
注目されたかったのでもない
可哀そうに思われるのは嫌で
向こう見ずでいるのは
強さに似てる気はしてた
死ぬのは本当にこわくなくて
裸になってもいいと思ってた
余計なことをたくさんしたけれど
それはただそれだけのこと
する必要はなかったけれど
しないでいられたかといえば
やっぱり無理
過去を含めて私だとか
言う気はさらさらないけれど
肯定も否定もせずに忘れても
いいんじゃないのか?
一生、悔やんで生きても
喜ぶ相手はもういないから
懺悔のかわりに
今は
幸せを試してみたい
© 2015 itoh yuka