- 2017.12.14 -
あなたの声が聞こえた気がした それは風 それは光 それとも 朝露に濡れた葉からおちるしずく あなたの手が頬に触れた気がした それは風 それは光 それとも 新しい恋人の静かな吐息 砂時計に乗って遠のいていく悲しみを 岸辺から見送れば 未来と過去が混ざり合い 時々 私は気を失う
© 2015 itoh yuka