- 2016.10.14 -
新しい命が光となって あたりを照らす 産まれ落ちた種は 芽を出して 空を目指す 母はただ見守ればいいのだろう 雨風の強い日は 傘になり家になり 晴れやかな午後は 玄関で見送って 光を 育て 遊ばせ 旅立たせて 手をふるときには 隠れて泣く 私の母がそうしたように
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