伊東友香

ひとりごと

  • - 2018.02.16 -

    どうせ生きていくのなら

    どうせ生きていくのなら

    私は美しいものに
    触れ
    美しく生きたい

    それはひたむきであること
    静かであること
    声という風に飛ばされない
    強い根をはること

    どうせ生きていくのなら
    私は優しいものに触れ
    優しく生きたい

    それは悲しみを受け入れるということ
    許し包み込むということ
    夜空の奥深くに追いやられても
    絶え間なく光を発し続けるということ

Photo ノザワヒロミチ